2008-06-13

ダークライン


最近、読んだ本は色々とあるけど、日記程度なのにもかかわらず書く事ができないな

ダークライン
ジョー・R・ランズデール

情景描写が長ったらしく翻訳された本は敬遠されがちなんだけど、最近はそんな事ないのかな。
あまりよくわからんけど。
時は1958年テキサスの片田舎でのお話。車の修理工場で働いてた父さんはドライブインシアター経営するために引っ越すんだけど、その先で息子が裏庭で古い手紙や日記の切れ端を見つけ、調査開始。
調べてみると13年前にお金持ちの少女と売春婦の娘が同時に死んだ事を突き止める。それについてどんどん突っ込んでいく話。
話はサスペンスでけっこうドキドキするんだけど、この作者のすごいところは家族の絆や登場する人物のキャラクターがどの人も心温かい。
描写や出てくる会話が、まるで頭の中で創造できるくらい。昔のアメリカは知らないけど頭に浮かびます。本の中でゆっくりとのんびりとした時間が流れてます。
読み応えがあるすばらしい本だと思いました。この作者のほかの作品も読んでみたくなりました。 おわり。

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