2008-06-09

ヘッドホンアンプを自作(LM317電源回路)

ノイズには低周波から高周波までさまざまなものがあるんだって。
オーディオなら低周波のノイズを抑えるようにコイルやら電解コンデンサを付ける。
かといって、高周波のノイズもやっかいでこれが、どうも臨場感などに関係あるみたい。
人間の耳じゃ聴こえなくても感じる事ができるみたいだし、随分変わる。
ややこしい。難しい。
コイルのメーカーを調べると特性のグラフが出てきますので参考になるけど。
素人にはわかりづらい。

ためしに・・・・
へッドホンアンプにつけてたノイズフィルターを試しに取って、ACラインに入れてみた。
ACアダプターからアンプに直接繋がってるんだけど、これがとても酷くなってしまった。
ノイズフィルターの特性はまったく不明なんだけど、あきらかに違うものになってしまった。
荒いというか不鮮明だというか、なにやらラジオ並。やらなきゃよかった・・・酷い。

そこで・・・またLM317可変電圧電源回路を作ってみました。
今度は1Aくらいの電流なので、LM317を使います。
1.5Aまでの電流が流せて、リップル除去率80dB
使いたい出力電流のプラス3V以上のACアンプを使えば大丈夫です。

前回作ったLM350と一緒の回路で可変範囲を13.8V~20.0にするようにしただけです。
R2の抵抗を2KΩに変えるだけ。
部品は、千石ですべて手にはいります。ただセラミックコンデンサは海神電機で買ったオーディオ用って物(35円)
LM317の温度は熱くならないです。小さなものかケースに直つけで大丈夫です。
回路は基板入れても400円くらい。

アダプター→電源スイッチ→コモンドチョークコイル→LM317電源回路→コンデンサの並列→ヘッドフォンアンプ
となりました。

コンデンサはKMG50V3300、東信25V6800、KW25V6800、MMT50V2.2、MMT50V0.1
なんとなく家にあるものと最後にオーディオ用付けただけって言うよくわかんない仕様です・・・・
もっとベストな並び方があるかもしれません。
コイルは日米でかったもの(30円くらい)2Aまで大丈夫みたい。

ケースをMB-03に変更。ちょうど基板が2枚入れる事ができるくらいのサイズです。
あとは余ったカナレのコードを使ってみたくらいかな。
Eちゃんからもらったプーさんケースとはさよならです。Eちゃんありがとう。

鮮明に音が聞こえるようになりました。随分と良くなってしまって、ビビる。
とてもすばらしい変化。ノイズフィルターを使うよりもよくなった(と思う)
安いしとてもよくなるのでぜひぜひ。

追加 ステレオミニプラグからグランドがケースに繋がってると思ったんだけど、うまくいかないのでつけました。
電源回路とアンプの基板の間にコンデンサを三つつなげてますが、どうも突入電流のため作動しなくなるようになってしまった。右から2つ取り外してオーディオ用の6800μFとフィルムコンデンサだけ残しました。

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